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  • 2021.08.18 Wednesday
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エンディングノートを。


日本の高齢化社会に伴って、終活についての話題も当たり前に交されるようになりました。

とはいえ、まだまだ縁起でもないとご家族が思ったり、ご本人が考えてはいてもいきなり樹木葬や思いのある土地への散骨を希望するなど死後のことを語りますが、大事なのは死に至るまでのこと。

 

日ごろのご相談でも「故人は何か思い残しがないか、きちんとあの世に行けているのか 最後の処置はあれでよかったのだろうか」などご心配されている方がいかに多いか。

 

そんな昨今、今月闘病中であった叔父が帰幽したのですが、生真面目で几帳面な彼らしく、しっかりとエンディングノートが残されていて、とても役に立ったようです。

 

・どこに何がしまってあるのか
・自分の銀行やその他もろもろの暗証番号やパスワード
・加入している保険の詳細
・財産はどうしたいのか
・ペットなどのかかりつけ医や病歴、性格、嗜好、ご飯の種類、保険の有無
・延命措置の有無
・臓器提供の意思
・万が一の時誰に知らせたいか
・お葬式の希望、遺影、形式、宗教、戒名などの有無


などなど、必要最低限のことでもまだ足りないくらいです。
さらに自分の歴史や想いなど挙げたらきりがありません。

自分がどんな人間で、何を大切にして、そしてどうしてほしいのか。
これらを明記することで、万が一の時にどう対応することがいいのか、残された人がスムーズに対応することができます。

 

私自身もエンディングノートを書いていて自分という人間の整理整頓をしたような気持になり、今後の人生をどうしようか、これだけは絶対にやりたい、などと改めて自分を知り、人生の優先順位を確認することが多いです。

 

「死」を意識することは縁起でもないことではなく「生」を充実させることにつながります。

 

明日の朝、今日と同じように元気に目覚める保証はどこにもありません。
だからこそ、常に生かされていることに感謝し、自分が愛する人、大切な人に本当の自分を知ってもらい、悲しませないために、そして自分が決して後悔しない人生を送るためにも、若いうちからしっかりと記してその時々で見直し、書き残すことを習慣にしましょう。

 


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