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  • 2021.08.18 Wednesday
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夏越の祓

今日6月30日は「夏越の祓」(なごしのはらえ)と言われる年に2回の大祓の日です。
午前中は雨が降り浄化にふさわしい一日でしたね。

 

この時期、神社で大きな「茅の輪」を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
大祓の歴史は古く、古事記の中にも書かれているほどです。

 

「祓い」という通り、人形(ひとがた)人形代(ひとかたしろ)(とよばれる紙を人の形に切り抜いたもの)に穢れを託して、神社に設置された「茅の輪」を祝詞を唱えつつくぐることで、新年からの半年間の穢れを祓い、これからの半年の無病息災を祈願するものです。

古くは疫病などを祓う目的でしたが、現代では自らの小我を祓うといってもいいかもしれませんね。

 

「茅の輪」は須佐之男命が旅の途中、宿を求めた際に裕福な兄、巨旦将来(こたんしょうらい)は宿を供さず、

貧しいながらも手厚くもてなしをした弟、蘇民将来(そみんしょうらい)に対し、須佐之男命が

 

「流行り病の際には茅で作った輪を腰につけて難を逃れるように」と教え、

 

その後、流行り病が蔓延し、兄の巨旦将来の家族は病に倒れてしまいましたが、須佐之男命教えを守った弟の蘇民将来たちは難を逃れたのが由来とか。
※蘇民将来は伊勢の注連縄でもその子孫であることを記したお札を付けることで無病息災を願うものがありますね。

 

江戸時代以降は茅の輪を腰につけるのではなく、大きな輪をくぐる今のスタイルになったということです。

 

そして明日は大祓の後の朔日参りです。
氏神様に詣でてひと月の感謝とともに、自分の穢れを内観し祓い、今年後半のスタートにふさわしく誓いを立ててみてはいかがでしょうか。


失うものはない

ここ最近、いろいろな方とお会いする中で、

 

「いつも同じところで躓いてしまう」
「自分に自信が持てない」
「失敗したら、と思うと怖くて行動を起こせない」


というお話をよく伺います。

 

そしてこの気持ちに共通している学びのひとつに、
「失うことへの恐れ」

があります。

 

確かに誰でもできれば失敗したくないですし、上手くいかなかったら立ち直れないかも、と不安になることもあるかと思います。
けれども、実はその「失うことへの恐れ」こそが自分が本当に幸せになる邪魔をしているのです。

 

いつもお話ししている通り、自分にとって越えられないことや意味のないことは起きないもの。
必ず自分が気付かなかったり、対峙したくないと逃げている自分の弱点や、乗り越えるべきこと、学ぶべきことを知らせているのです。

 

皆さんもこの「ヘレン・ケラー」の名言をどこかで耳にしたことがあるかと思います。

 

「ひとつの幸せのドアが閉じる時、もうひとつのドアが開く。
しかし、よく私たちは閉じたドアばかりに目を奪われ、開いたドアに気付かない。」

 

彼女の言葉だからこそ、たましいに響く重み、真実味があります。

 

そして、すべての人において閉じたドアは「失った」のではなく経験を「得た」だけのことなのです。
そして経験は物と違い、何者にも奪われることも失うこともありません。

 

自信は経験しないと得られないものですから、
常に何かを失うのではないかとびくびくして生きたり、逆に強がって突っ張っても自分が苦しくなるだけです。

 

だからこそ人間力を高め、失うことの恐れから卒業し、本当に幸せになるために

 

一つのドアだけだと思っていたけど、よく見てみたら多くのドアがあるのだな、ということに気づくこと。

閉じたドアにとらわれてばかりいないで恐れずに次のドアに目をむけること。
次のドアを開く勇気を持つこと。

 

この経験を重ねた分だけ自信がつき、世界が広がります。

閉じたドアにとらわれず、開いたドアを恐れずに開けてみましょう。


旬の食材から元気をいただく。

梅雨入りし、気温の変化が激しく不安定なお天気の毎日が続きます。

こんな時は体のバランスも崩れやすく、なんとなく調子が悪い、気持ちもパッとしない、という方が多いかと思います。

そんな時は旬の食材をおいしくいただくことでエネルギーを分けてもらうこともとても大事です。

 

季節のサイクルに合わせて収穫した食べ物は、その時最も美味しく、栄養価が高く、気候や体調に合わせて私たちの心と体に必要なものを与えてくれます。

また、その食材を通して豊かな四季折々の恵みを五感で感じることができ、さらなる満足感を得ることができます。

 

食生活で大事なことは大地のエネルギーをいっぱいに受けた良い素材であることはもちろんですが、ちょっと「手をかけること」も大事です。

自然の恵みに感謝する気持ちがあればちょっとの手間を惜しまない、という行動につながり、よりおいしいお料理ができあがります。

 

この季節になると義姉が農園で手摘みしたブルーベリーを送ってくれるのですが、今年は画像のコンフィチュールとふわふわのレアチーズケーキになりました。

 

人は植物、動物の命をいただいて生かされています。

自然の恵みに感謝の気持ちをもって食材を調理して、おいしくいただく。

食べることと心の状態は密接な関係があります。

 

五感を高め、感性を豊かにするためにも、

ちょっと手をかけて、ゆったりとした気持ちで、おいしくいただく、

この時間を大切にしたいですね。


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