今回はペットを見れば飼い主の本質がわかる、という興味深いお話です。
ある男性が、
「彼女は独り暮らしで小型犬を飼っていて、いかにも”女の子❤”という感じなのだけど、なんだかしっくりせず性格が今ひとつつかめない、本当はどんな人なんだろうか?」
というご相談がありました。
そこで私は、
「ワンちゃんと暮らしているのですね、なら簡単!!」
とすぐにお話しました。
実はペットを見れば本人のお人柄がわかるのです!
というのも迎え入れる際、ブリーダーさんからでも、ご近所で生まれた子でも、保護施設からでも、本人が「この子がいい!」と決めた子であればそこに「波長」の法則が成り立つからなのです。
そして人は自分と似た波長を持つ子に対して「かわいい、好感が持てる、なぜか気になる」と感じます。
なのでその本人が表向きおっとり風でも実は気性が荒ければ気が強くやんちゃな子を、
気が強そうに見えても実は繊細で優しかったりすると愛情深く優しい子を、
大人しそうに見えても実は元気いっぱいだったりするとアクティブな子を、
強がっていても実は気が小さい人は飼い主にしかなつかないような子や吠えたり、隠れてしまうような子に惹かれます。
ですので、そのペットの気質を見れば本人の人柄が大抵わかるのです♪
そして冒頭の彼女のワンちゃんは気性が荒いとのこと。
どうやらその彼女は見た目や雰囲気は女の子❤であっても実ははっきりしていて気が強く、
けれどもそういった部分を一切彼の前では出さないようにしていたようで、
彼がなんとなく感じていた違和感もそこだったのか、と納得できたようでした。
ちなみに、ご家族が選んだ、とか選択の余地がない場合は全くあてはまりませんので
必ず「本人が選んだ」ということを確認してからチェックしてみてくださいね!
逆にこんな子が欲しい、という場合は自分の性格を分析することで、
きっと自分が選ぶとこういう子だな、ということも事前にわかります(笑)
また、多頭飼いの場合などはその時々のその人の人格や性質が選んだ子に反映されますので、以前は気弱だったけど、今は意志が強くなった、など成長ぶりも(時には退行も?!)視ることができますよ(笑)。
こう思うと、人間の親子関係は親は子どもを自分で選べないだけに、本当に学びが深いのだと実感できますね。