数年前から「ジャンクフードばかり食べる子どもはキレやすくなる」とか、大人もインスタント食品ばかり取っているとイライラしたり、逆に集中力が低下して無気力になるなどということを耳にしますが、決して食べてはいけないということではなく、偏らないことが大事です。
けれども忙しい毎日、仕事から疲れて帰ってきて、そこからしっかり手作りで・・・というのはなかなか難しいもの。
もちろん人は食べ物だけ気を付けても本人の努力なしに人格や能力は向上しません。
(無農薬野菜やオーガニック食品だけ取っている人が必ずしも人格者であるとかというと、違いますよね(苦笑))
けれども、おにぎりひとつとっても、機械で型抜きされたスーパーやコンビニのものよりも手でにぎったもののほうが美味しいと感じることがあるかとおもいますが、この違いはやはりそこに作り手の思いが込められているかいないかで、その差をしっかりと人は感じ取ることができるからです。
食事をすることは味覚によって感じ取る大事な五感の一つ。
正しく刺激されないと自律神経の働きが鈍り、その結果心を落ち着かせる副交感神経の働きも崩れてきます。
だからこそ、美味しくて体に優しいものをいただくことは体にも心にも良い刺激をもたらします。
美味しいものをいただくとゆったりとした幸せな気持ちになるのはこの働きのためです。
丁度私自身も今年の春の終わりから卵や油脂を使わず、天然酵母と国産の素材で作るパン教室とご縁があり、食について今まで以上に考える機会が増えました。
そして日々のカウンセリングや勉強会の際に体に優しく安全な素材をつかったパンやお菓子を食べながらお客様と一緒にお話しができたらよりこころもからだも癒され、よりリラックスできるのでは、と思うようになりました。
この秋からちょこちょこ始めていますが、良質な素材を使った手作りのパンやスイーツをお茶のお供にお出ししようと思っております。
只今来年のリニューアルに向けて陰錬中?!です(笑)
皆さまお楽しみになさって下さいね!
画像は自家製バジルのベーグルを使ったスモークサーモンとクリームチーズのサンドです。
一歩一歩頑張ります〜。