3月も下旬になり、春が駆け足でやってきましたね。
目黒川の桜も4分咲きといったところでしょうか。
つい最近、カウンセリングの中で、
表現上手で口当たりのいいことを言っていても、そこに相手に寄り添って理解しようとする、本当の意味で幸せを願う気持ちが入っていないと心に響かないので、すぐにうわべだけとのものと分かる。
本当に理解するためには想像力、知識だけでなく経験がとても大切。
だからこそ、どんな出来事も自分に必要なものなので、成果主義になって恐れずに経験を積んで自分の引き出しを増やしていこう。
ということを話しました。
誰とつながれば有利か、どのテクニックが一番有効か、良く思われたい、良く見られたいと、誰かや何かと比べて見た目ばかり気にしたものはそこに心が込められていないので言葉であれば深みがなく、お料理であれば美味しくありません。
というのも自分がこう見られたいという小我の動機しかなく、相手への想いがどこかへ行ってしまっているからですね。
一寸聞いたところ、きれいごとのように聞こえるかもしれませんが、自分をどれだけ自分以外の人のために役立てるかを常に意識しながら仕事をしている人は必ず後から結果がついてきます。
会社勤めや自営ならどれだけ会社や社会の役に立てるか、ということ。
もちろんそれは会社に気に入られようとかいうことではなく、自社の製品やサービスを通じてどれだけ人の役に立てるかという視点を持ち行動していくことです。
専業主婦なら家族のために、ですね。
人にどう思われたい、見られたい、ではなく自分は人の喜びのために何ができるかが実践できたことで自分の中の神我が満たされ、幸せを感じる事ができます。
そしてそんな人は自然と人からも必要とされていきます。
丁度先日facebookでシェアさせていただきましたが(とっても反響がありました)ブーランジェのIさん。
頂くパンやスーツがあまりにも美味しいので、真摯にひとつひとつ丁寧に作られているのだなと思ってはいましたが、やはり人に喜んでほしいという大我の実践ゆえのものでした。
「前から有名になりたいとか、目立ちたいとかという想いは全然ありません。
小さな活動でも、誰かの役に立てていると感じられたら、それでとても幸せです。
小さな活動、続けていこうと思います。」
たましいの言葉はきちんと結果につながっていますね。
多くを語らずともやはり多くの人がIさんの想いをキャッチして必要としていました。
もちろん相手が良ければ自分はどうでもいい、では自分がつかれてしまいますが
そろそろ自分を勘定にいれず、人を思いやる気持ちをもたないことには、どんどん狭く苦しい世の中になってしまいます。
※今日の画像は今回つくっていただいたうちのひとつ、桜パウンドケーキです。
(Iさんご自身が撮られたものを許可をいただき、使わせていただいております)
写真のセンスも素晴らしく、オーラがありますね。
お味はもちろん美味しいのは当たり前。プラス、ほっこりと心があったかくなります。