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  • 2021.08.18 Wednesday
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本当の幸せのために知っておきたいこと(生と死)

異常気象に不安定な世界情勢、日本の政治、と何かと闇が濃くなるばかりのこの頃ですが、すべてにおいて何の学びなのかを理性で分析することが大事です。
そしてこんな世の中だからこそ、自分はどうありたいのか、どう生きて行きたいのか、というぶれない軸を持つことが重要になります。

スピリチュアリズムでいう「本当の幸せ」とは「恐れるものがない心」を持つことです。
どうしても人は目に見えること、物質中心的な価値観に傾きやすいために失うことを必要以上に恐れます。
その一番が「死」でしょうか。
けれども「大丈夫、恐れないで、常に守護霊たちはあなたと共にいる〜」などと何の根拠もない教典主義にすがって現実逃避するわけではなく、いつもお話しているように何であれしっかりと分析して理解することで恐れはなくなります。
今回は「生まれる」と「死ぬ」ことについて触れていきます。

人はなぜ生まれるのでしょうか。
現世に生まれる前に皆さんがいた、たましいの故郷(霊界)を日本、そして現世は旅行先と想像してください。
日本は便利で安全で何かにつけ至れり尽くせりの国ですが、やはりずっといると慣れてしまい刺激が欲しくなります。
そんな時、1ヵ月旅行に行くことになったとしたら、正に渡りに船。
そしてその旅行先では自然が美しかったり、人々が思いやりを持って皆支えあって生きていたり、子供たちが生き生きしていたり、日本が既に失ってしまったものや、日頃忘れていたこと等、多くの経験と感動を得ます。
けれども反面、不便だったり、言葉が思うように通じなかったり、日本とは異なる文化になじめなかったり、旅行だから楽しいけれども住むのはちょっと・・・と今まで当たり前と思っていたことが通用しないことで、実はとてもありがたいことだったのだと感謝の気持ちも起きてきます。
そして日本に帰ったらこの経験を活かしてこうしよう、ああしようなどと思い始めます。

そうです。これがあの世とこの世の関係なのです。
旅行先(現世)でいろいろ経験することで、日本(自分のたましいの故郷)の悪い部分もいい部分も冷静に分析できる自分になり、よい部分は更に伸ばし、悪い部分は改善していかなければ、と自分を冷静に見つめるための経験(喜怒哀楽)をすること、これが生まれる意味です。
死ぬことも旅行(現世)に行ったことで今まで日本(たましいの故郷)しか知らなかった以前の自分よりも確実に成長し、その経験を日本(たましいの故郷)で分かち合い、活かすことで周りも変わり、その結果成長する、というこの作業を繰り返し行うことで、よりバランスのとれたたましいになっていくからです。
死んだら終わり、ではないからですね。

「死は人生の頂点に輝いている」
これは曽野綾子さんの言葉ですが、生まれてきて死ぬこの仕組みを的確に表現されていますね。

常に死を意識することで生がより充実する、ということもこの仕組みが分かるとより深く理解できます。
日本に帰る日が決まっているから、期限付きの旅行だからこそ思いっきり楽しむ、恐れずになんでもやってみる、ということです。

現世という旅行でだけ経験できる楽しいことも苦しいことも、喜怒哀楽を思いっきり楽しみたましいの経験値を上げ、成長させましょう。

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