今日は一気に気温が下がりましたが、このところの急な気温の上昇で、目黒川沿いの桜も5分咲きといったところでしょうか。
この調子で行けば今週末が見ごろになりそうです。
さて、春と言えば新たな始まりの季節。
それに応しく先日2日間開催したスピリチュアリズム勉強会は必然とはいえ、両日全く同じ「仕事」がテーマでした。
真面目で頑張り屋で気が利く人ほど、相手の気持ちを先に汲んでしまい、相手の望みに応えなければいけないとう気持ちが先立ってしまい、自分が本当はどうしたいのか、どうなりたいのかを後回しにしてしまいがちです。
また、頭の回転が速いがために早く結果を出そうと焦ってしまい、冷静に考えれば一朝一夕で結果が出るわけがないと分かっているのに、思うように結果が出なかった場合、自分が目指していることが向いていないのではないかと不安になったり、自分よりも後から始めた人や、能力に大差ない人に先を越されたりすると、もうやめようなどと心折れてしまうこともしばしばです。
思うような結果が出ないこと=向いていない。諦めろというメッセージに違いない、などと早合点してしまったり、チャレンジしない自分を正当化してみたり、取りあえず、無難に今のままでいいか、と妥協してしまったり、毎日ストレスがたまってイライラするけど仕方ない、と開き直ってしまったり、結局何の目的もなく我慢や耐える毎日を送ってしまいます。
そんな時大事なのが自己分析です。
自分が向いていること、興味があること、ずっといつかやりたいと思っていたことの場合、
必ずその才能を持ったガイドスピリットの応援があります。
けれども、全くたましいが向かない仕事に対して、知名度や収入面、体裁などにこだわってどうしてもやりたいという勢いや、ただの思い込みだけでチャレンジしても感情だけで突っ走っているので、勿論何の結果も出るはずがありません。
自分を理性で分析した時何が向いているか。
人の役に立ちたいのか、誰とも関わらず黙々とやりたいのか、自分からあふれ出るものを絵や音楽など芸術で表現したいのか、人でなく物相手がいいのか、戦略を立てることが好きなのか、またそれらを得意とする自分かどうか、ここをしっかりと分析することが大事です。
そしてまずそこを明らかにした後、いつもお話ししている生きて行くために働かなくてはいけない適職と、生き甲斐、やりがい、達成感、満足感を得るための天職、この2つをしっかりと切り分けて同時進行しつつ、天職をいかに適職にシフトしていくことができるか、自己プロデュースをしていくことが大事です。
そして最後はいつもカウンセリングの際にもお話していますが、チャンスは必ず人がもたらしてくれます。ですから相手を理解するだけでなく、自分の考えも伝える、心を通わせるためのコミュニケーションを手抜きしないでよいご縁を育てることが大事です。
分かってはいるけどできない、は怠惰。
自分の意志がそこまで熟していないためです。
このままもやもやとした思いを抱えつつ月日だけ流れていくのを良しとして受け入れるのか、自己分析し、なりたい自分になる努力を怠らずに、自分が満たされることで多くの人も満たしていく充実した今生を送るのか、すべては自分の選択次第なのです。