昨日今日と冷たい雨と共に急に冷え込みましたが、明日からはまた暑くなるようですね。
さて、恒例になりました「スピリチュアリズム勉強会」ですが、昨日も波長で集まった皆様と有意義な学びの時間をご一緒させていただきました。
今回ご参加の皆様は今までスキルも経験も積み上げてきたものの、どこか義務感で走り続けてきただけで、「そこに自分がなかったのでは・・・本当に自分のしたいことをしてきていなかったのでは・・・」というもやもやを乗り越え、自分のなりたい自分になるための一歩を正に踏み出さんという状態の方ばかり。
だからこそ頭では分かっているものの、実際には自分に自信が持ちきれなかったり、無難におさめようとしてしまったり、どうしても自身の思い癖からなかなか脱しきれない状態でしたが、奇しくもこの日のスピリチュアルメッセージは本当に覚悟して努力することで必ず道が開けていくという内容のもので、私自身を含め、改めて今生のテーマを実感させられました。
人は過去世で経験してこなかったことや克服できなかったことを現世で実践しようとするとき、必ず不安という気持ちが起き、失敗したくないがために一般論や、多勢の意見に流されがちなものです。
けれども実は自分の心の声に耳を傾けることが一番大事なのです。
そしてそうすることでしか、なりたい自分になることができません。
ありのままの自分であるということはそのままの自分でいればいい、努力しないということではなく、人と比べたりせず、自分の生まれた意味に対して真摯に取り組んで内観し、自律していくということなのです。
さて、題名の「良いニュースは小さな声で語られる」は村上春樹著「ねじまき鳥クロニクル」の一節なのですが、
現世においてはとかく悲惨な事件であったり、人の陰口であったり、根拠の無いゴシップがさも事実の様に語られ、人が群がります。
それだけ、多くの人が情報に流され自律心を失い、不安を抱えて生きているからでしょう。
そしてそこに、自分で判断せずとも「これこれこうなんですよ」と誰かが断言してくれることで安心したいという心が現れているのかもしれません。
ですから、自分の軸をしっかり持って耳を澄まして心を穏やかにしていないと、いつまでたっても自分に向かって良いニュースは語られません。
良いニュースは小さな声で、こっそり語られるのです。
自律無くしては決して聞こえてこないのです。
良いニュースをしっかりと聞きとる耳を持ってより自分の心とたましいをを磨きたいものです。