自分の前世を知りたいという人は多いですが、知っていても活かし方を知らなければ何の意味もありません。
一生懸命頑張っているのに、
しっかり考えて行動しているのに、
良い行いを心がけているのに、
悪いことはしていないのに、
何故かうまくいかない。
ここまで来ると人は八方ふさがりになって、ついつい「感情」で物事を判断したくなります。
大殺界だから、自分はついていないから、名前が悪いから、方位が悪いから、悪いものが憑いているから、終いにはご先祖の祟りだから。。。。
けれども、「おしるし」を知っていたら簡単なことです。
自分の生まれた目的に対して正しくない行いをしている時に、選んだ方向が間違っているよ、というメッセージとして「うまくいかない」という形になってやってきます。
これが「おしるし」
逆に生まれた目標に対して正しい行いをしている時には驚くくらいとんとん拍子に進むという「おしるし」が来ます。
これくらい単純なことなのです。
というのもすべての人は過去世で経験できなかったこと、克服できなかったことを学ぶために生まれてきているからです。
決して長生きするため、いい暮らしをするため、楽をするため、人からうらやましがられるために生まれてきたわけではないのです。
ですから、過去世で合格したテストは2度受けても無駄なので、新たなテストで合格できるよう、経験を積むために現世があるのです。
たとえば、仕事もできて真面目で、いつも頑張り屋で人の気持ちを察することに長けている素敵な人。
けれどもこの人には「どうしたい」という目標がなくいつも人の期待に応えたいという気持ちを第一に生活しています。
もっと言うと恥をかきたくない、できない自分と思われたくない、使えないと思われたくない、鈍感と思われたくない、無難が一番、失敗したくない、嫌な目に合いたくない、誰かが決めたことを完璧に答えを出せばいい・・・という気持ちが強いのです。
ということは人からどう見られるかに囚われやすいということが見えてきます。
つまり、過去世で自分の行いの一挙手一同を評価され、そつなくこなすことを求められる前世があったということなのです。
なので、前世と同じような気持ちで生活や仕事をしている以上、正しいことをしてるのになかなか思うように事が運びません。
便利屋にされたり、濡れ衣を着せられたり、自分独り苦労する羽目に合ったり、我慢ばかりさせられたり、やることなすこと裏目に出たり・・・。
そうです、これは前世で既に合格したテストを再度受けようとしている行いだからです。
ですからこの方の場合は、自分がどうしたいか、人からどう思われようが自分がしたいと思うことをやってみる、好きでもなく興味もないことを無難だからと言って惰性で行わない自分になる事でうまくいく、トントン拍子に進む、ということになります。
簡単ですよね。
前世からの思い癖はとても強いものです。
だからこそ、分かりやすく同じところで躓くようになっていますし、
簡単に克服できないように努力を求められます。
けれどもその努力は自分を裏切りません。
からなず自分にもできるという素晴らしい経験から自信がつき、生きるためのプラスの原動力となります。
「おしるし」をしっかり理解することで自分の人生そのものが変わります。