9月のトレッキングデビューに続き、運動嫌い、運動神経ゼロ、体力なし、根性なし、の文系どっぷりのワタクシでしたが、体力づくりと健康のために体を動かそうと決意して丸一年。
テレビや雑誌の情報だけで満足していた山についにデビューいたしました(爆)
どうせ行くなら何かお楽しみを♪ということで、やっぱり「食」の楽しみの誘惑に勝てず、
丹沢の「鍋割山」に行ってきました。
標準タイムでも6時間以上かかるロングトレイルですが、いろいろな情報を集めつつ、子供も登れるようなので何とかいけるかな?とチャレンジすることにしました。
登山道の途中には山頂の「鍋割山荘」で利用する飲料水が置いてあり、余裕のある人はいくつか頂上まで歩荷します。
この少し先から本格的な登りの始まりです。
木の根っこや急な道を景色を楽しみつつ登り・・・と言いたいところですが、実際は息切れ三昧。
途中何回かここが頂上かな?と思わせる箇所を通過しつつ
(事前に情報を得ていたので、ぬか喜びしないで済みました。インターネットって素晴らしい!!と実感しました(笑))
ようやく頂上の鍋割山荘に到着。
平日ですが多くの方が登山を楽しんでいます。
そして登頂のお楽しみ、鍋割山荘名物の「鍋焼きうどん」をいただきます♪
こんな山奥でなんという贅沢でしょう!!
体があったまります。
オーナーさんは若かりし頃は100kg 超えの荷物を運んだ記録保持者だそうで、人の力というものには本当に驚きです。
お腹が満たされた後は、周囲の色づき始めた紅葉を楽しみながら、尾根を進みます。
きつかった登りに比べて、やはりもっときついのが下り。
画像のように石がごろごろしガレている場所や木の根っこが張っていたり、倒木があったりと道なき道を一気に下っていきます。
脚力に自信がついたら、というレベルの山だっただけに、でびゅたんのワタクシごときが挑戦したことに、「分相応」という言葉が身に染みる体力ギリギリの登山でしたが、かえって、もう少し頑張ってみたい!!というマゾっ気も出てきてしまい(爆)近いうちにまた新たな山に挑戦してこようと思っています。(けれども今度は分相応なレベルに(笑))
登山は生きることにとても似ていて、
登りだけでなく、下りもあり、(いい時もあり、悪い時もあり)、
登ったら必ず下りなくてはならないし、終わりのない苦難はない、
どんなに苦しくても、責任主体。
そして「自分の足で歩いた」というゆるぎない事実があるので
確実に達成感や満足感が得られる、お手軽人生体験のような感じです。
そして、苦しいだけでなく美しい自然や人との出会い、素晴らしい経験ができるおまけつき。
正に今生を生きることと同じですね。
根性なしの私も、いろいろな方面から精神を鍛えていこうと思います。