ふと気づけば、なんと今年もあと半分。
ここから再び行先を確認して前進あるのみです。
さて、話は変わりますが、6月の28、29、30と3日間、江原啓之さんの人生第2幕終了とこれからの第3幕のスタート記ということで「大いに語る」〜今だから語れる“真実”〜「起・承・転・結」と題して全4回にわたり催されました。
1日目の今日は「起」
江原さんの生い立ちから神職に就くまでのお話でしたが、その神職時代の白袴での登場で、会場を沸かせました。
また、贅沢にも歌のコーナーもあり、オープニングは「ラピスの丘で」、途中「愛のうた」最後は「鈴の音」という豪華ラインナップ。ピアノの光田さんとギター長谷川さんの素晴らしい音魂に癒され、勿論「鈴の音」では涙をこらえきれず、たましいの浄化をさせていただきました。
また、トークでは対談本でおなじみの丸山あかねさんと一緒に。
丸山さん曰く、江原さんは3人いて、スピリチュアリストとしての江原啓之、、アーティストとしての江原啓之、そして江原黒之?!
この黒之さんはブラックトークの黒です(苦笑)
これはもちろん悪口とかそういったことでなく、嘘や差別や矛盾が許せないからこそ、まあいいか、と思えずについ本音トークをしてしまう、というわけです。
ということで、期待通り?!に江原さんの本音トークが炸裂しました。
今日のお話で特に印象に残ったのが、実は江原さんは「人間嫌い」であるということ。
誤解を招くといけないのできちんと説明しますが、「人間の小我が嫌い」であるということです。
4歳から(お父様を亡くされた歳)世間の差別や理不尽にあって、そこから人間不信が始まり、ここが出発点であったこと、だからこそ人間を好きになりたいから、人間の美しいところを見たいから、スピリチュアリズムをここまでやってこれたといっても過言でない、とおっしゃっていました。
正に人生に無駄はなく、自分にとって最適な学びがやってきて、自分が本当に幸せになるためのステップでしかなく、それを克服することに生まれた意味がある、ということですね。
2日目は「承」と「転」です。
「承」では江原さんが英国滞在時に縁があった霊能者の方々の話や本の出版、メディアに出始めたところのお話が中心です。
江原さんはいつもの着物姿での登場です。
着物姿で歌うオープニングの「とねりこの木」はなかなか素敵でした♪
そしてこの回も丸山さんとパルコのプロデューサーの大竹正紘さんとご一緒にお話が始まりました。
そしてパルコとの出会いはやはり美輪さんつながり。
舞台での裏話や美輪さんとの逸話が盛りだくさんでした。
また、人生第二幕の始まりは近しい人の裏切りの数々や、ご存知の方も多いかと思いますが、根拠のないバッシング等、ご自身も多くの学びをされたこと、そしてご家族の理解と支えがあったこと、など涙なくしては聞けない話の数々でした。
けれども、そういった経験があったからこそ、より深い学び、経験と感動をすることができ、
また、自分にとって本当に大事なことは信念を貫くこと=スピリチュアリズムを伝えることであり、自分の人生をいかに輝かせるかが大事であるからこそ、アンチも当然である、と自分に言い聞かせ歩んできたとのことでした。
また、講座や研究会などでもおっしゃっていたかと思いますが、霊能力による霊視はある意味レントゲン検査でしかなく、治療ではないので、やはり霊能同様、カウンセリングが大事とおっしゃっていました。
私も常々、(これは精神科、心療内科医に対してですが、患者さんに寄り添うというきちんとしたカウンセリングとセラピーがきちんとできれば、うつ病はかなり減るのでは、と思っています。というのも、多くの方が、カウンセリングで調子が良くなることが多いからです)
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ、まさにここですね。
経験することでしか、人は成長しませんし、人の気持ちも理解できません。
結果が大事なのではなく、経験すること、そしてその経験の意味をきちんと分析する自分であるために、常に霊的真理に則って、生きていきたいと思いました。
そして次の「転」では、四方さんデザインによるゴージャスな衣装で登場。
歌も盛りだくさんで、「大地の詩」のオープニングに始まり、おなじみの「小さな奇跡」、「さくら咲く」、「最も素晴らしいものは」「誰かのために」。そしてラストは迫力の「ラ・ストラーダ」でした。
まるでライヴに来たような豪華なラインナップで、涙が止まりませんでした。
また、今度はワタナベエンターテイメントの吉田雄生さんを迎えて、アーティストとしてのお話を中心に始まりました。
江原さんは曲を聴いてから詩を書くほうが得意で、曲を聞いたとたんに詩が降りてくる、という感じでたった二時間でかけあげた詩が、「幸せのみつけかた」だったんですね。
江原さんだけでなく、多くの人が、ああ、まるで自分ではないみたいにうまくいった、とか、そういう感覚になったことがあるかと思います。
(スポーツでも思った以上にうまくできたとか、時間が止まったように、はっきり見えたとか、ありますよね)
話は変わって、江原さんがなんで歌うのか?ということに疑問を感じる人も少なくないようですが、江原さんもおっしゃっていましたが、スピリチュアリストとしても、アーティストとしても「伝える」ということは全く同じことであって、人生そのものもアートであるのだ、と言っていました。
そして江原さんは、学生時代の友人から
「お前のような経験をしている人間はいないから、おまうに寄り添ってくれる人はいないだろう。お前の存在は重い」
と言われたことがあり、とても辛く、またそれだけでなく、日々のいろいろなつらい出来事からも当時は自殺も何度も考えたけど、(もちろんスピリチュアリズムを知る前です)歌によって救われ、歌は自分の心の代弁であるからこそ、自分の心のあった歌を処方箋のように聞くことで救われる、つまりスピリチュアルな言葉を伝えることと、音楽でメッセージを伝えることは全く同じこと、とおっしゃっていました。
起承転結 その2へ続く・・・。