先日公開前からチェックしていた「BLACK SWAN」を観てきました。
この作品は主演のナタリー・ポートマンがゴールデングローブ主演女優賞やアカデミー主演女優賞などを獲得した話題映画でもあったのですが、「レオン」の時からナタリーは好きな女優さんなので、その美しさに魅了されてきました。(笑)
それにしても元々小柄で華奢な彼女が、見事なまでにバレリーナ体型に減量して、そのプロ意識は本当に素晴らしかったです。
ナタリーの美しさはさておき、この映画、ご存知の方も多いかもしれませんが、
ニューヨークのバレエカンパニーに属するナタリー演じる優等生タイプのニナが「白鳥の湖」で主役に抜擢され、白鳥はもとより、王子を誘惑する自分とは正反対のキャラクターである官能的で邪悪な黒鳥を演じるためのプレッシャーから徐々に心を病んでいく話なのですが・・・・・。
まさに、結果を出すこと、そこにすべての意味を見出そうとしてしまう人の落とし穴にはまった典型と言えます。
結果を出すことが目標になってしまうと、思い通りにいかないことを必要以上に悪く捉えてしまい大きくつまずいてしまいます。
というのも、結果が出ない=ダメ、と自分を冷静に評価することができないからですね。
たとえは悪いですが、一流高校、大学と進んだものの、その先が見えない、とか、
就職後、部内の競争に負けて引きこもりになる、などが目標なく、結果だけ出そうとしていたがために、試練を乗り越えられずに心が折れてしまったということです。
成功する人の多くは成功しよう、結果を出そう、としているのではなく、
自分の信じる道をただ、ひたすら進み続け、常に感謝と喜びと冷静に自分を判断する視点を持っています。
冷静な視点を持っていれば、思い通りに進まないことがあっても、これは自分の何が試されているのだろうか、じゃあ何をすれば、自分がどう変わればクリアできるのか、と理性で判断できます。
そうして頑張っているうちにカルマが働いて結果は後からついてくるわけですね。
それにしてもナタリーは美しかったです〜。
これから夏ですし、私もダイエットに励まないと!(汗)