昨日、
『6割超に交際相手なし=20,30歳代の未婚男女』
というニュースを目にしました。
これは内閣府の調査だそうなのですが、 20,30歳代の未婚男女の86%が結婚を望む一方、64%は交際相手がいないと回答したとか。
中でも興味深いのが、
恋人がほしいと思わない理由に
・自分の趣味に力を入れたい
・恋愛が面倒
結婚しない理由に
・適当な相手にめぐり合わないから
・自由や気楽さを失いたくない
結婚したい理由には
・好きな人と一緒にいたい
・家族を持ちたい、子供がほしい
・経済的な安定を得たい
また、パートナーのいない男性からは、
・どのように声を掛けていいか分からない
・恋愛交際の進め方が分からない
ということです。
これに対し、内閣府は
「未婚化」が進んでいることが少子化の大きな要因とみており、「地方自治体やNPOによる結婚支援事業などが必要」としている。
ときたものです。
子供だけ増えればいいという何とも短絡的な考え方。
こんな大人になりきれない人間が結婚して子供ができても、
・子供の育て方がわからない、接し方がわからない
・子供が言うことをきいかない、どうしたらいいか
・自分の自由がない、こんなはずでは、私ばっかり大変でやりきれない
・相手の親や義理の兄弟、親戚との付き合い方がわからない、面倒くさい
・自分の親はいいけど相手の親は嫌
などとなるに決まっています。
想像力の欠如とマニュアル脳、自分だけを可愛いと思う気持ちから抜け出せない子供のままの大人たちにしてしまった責任が戦後の自分たちによる
「より偏差値の高い学校に行き、大手に就職するくことで人よりも物質的に優位な暮らしをすることが勝ち組」という教育方針や、
「自分さえよければ、バレなければ何をしてもいい」という生き様にあると気づいていないからです。
交際相手の有無、結婚の有無は本人の自由ですから何がいい、悪いは全くありませんが、
本当は付き合いたい、結婚したいのに、できない、ここに問題があるわけです。
言い換えれば、自分は変わらないし、変われないけど、(何も悪くないし、出会いがないのは自分のせいではないという思い込み)幸せになりたい、ということなのです。
ちょうどこの日のスピリチュアルカレンダーのメッセージは、
『人間関係は「鏡」です。あなたが中途半端にしか相手を愛していなければ、相手から返ってくる愛も中途半端になります。あなたが打算で相手を愛していれば、相手から返ってくるものも打算でしかありません。』でした。
人を愛するということは、先日のブログでも書いた通り、無償の愛があるかどうか、です。
自分のことよりも相手を大事に思えるか、それも感情ではなく理性で、です。
自分のことだけを可愛いと思っているうちは、その自分に見合った相手にしか出会えません。
これが波長の理路整然としているところです。
自分が思うことを相手に言われたら、自分はどう思うか、そういう考えの人と付き合いたいか、結婚したいか、と簡単に想像できるはずです。
人のせいでは何も起こりません。
すべては自分の本当の幸せのため、魂の成長のためにおこること。
恐れずに実践あるのみです。