先日12月の恒例行事、お伊勢詣りに行ってきました。
お伊勢さんに行かれたことのある方ならご存知の方も多いかと思いますが、こちらでは注連縄飾りを一年中飾るのが一般的で、どの家の玄関先にも「笑門」・「千客万来」・「商売繁盛」・「蘇民将来子孫家門」などと書かれた木札が中心に配置されたものを飾っています。
この最後の「蘇民・・・」ですが、伊勢の神具で有名な「
宮忠」さんのHPによると、
「昔、伊勢の地を旅した須佐之男命は、日が暮れ泊まるところに困っていると、
貧しくとも心豊かな蘇民将来が須佐之男命を自分の家に泊め、手厚くもてなしました。
須佐之男命は蘇民将来の善行に大変感激し、
「後の世に疫病あらば、 汝、蘇民将来の子孫と云いて、
茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ。」 と言い残し、去っていきました。
以来、蘇民家は茅の輪のおかげで、疫病が流行ってもその災いから免れ代々栄えました。
そして、いつの頃からか伊勢地方では、注連縄に魔除けとして
「蘇民将来子孫家門」 の札を下げるようになったと言われています。」とあります。
どの木札の内容も新年の一時のものでなく、一年中願いたいことですので、この伊勢の習慣ももっともなものですね。
今回は我が家も「笑門」の注連縄を買ってきました。
こんな時代だからこそ、笑いが大事ですしね!
そして今回も例年通り2日に分けて猿田彦神社、月讀宮、外宮、月夜見宮、内宮と参拝し、お札やお守りを新たに授かってまいりました。
また、唯一おみくじのある猿田彦さんでもありがたいメッセージをいただき、今まで以上に日々努力、精進しなければと今の自分の立ち位置を再確認することができました。
↑ 月讀宮はいつ来ても身が引き締まるような空気が漂い、ご神気あふれる森の中のお宮で、自分との対話、浄化+エナジーチャージをさせていただきました。
今回は一番右側にある荒御魂を祀ったお宮のパワーがすごく、吸い込まれるような今までにない不思議な感覚を受けました。
そしてお伊勢詣りのもう一つのお楽しみがグルメです♪(笑)
前回のおはらい町の「二光堂」さんに続き、今回は伊勢市駅に近い「
山口屋」さんに。
伊勢うどんもお店によって麺の食感やおつゆの味が違うのですが、こちらは伝統の味を忠実に再現しているとのことで、女将さんのによると、朝から手打ちのうどんを一時間かけてじっくりゆで上げているとのこと。実は有名なお店らしく、店内には多くの著名人のサインが飾られていました。
おつゆも多めでおうどんが冷めにくく、最後まで美味しく、この日は寒かったので幸せ気分でいただくことができました。
また、お店が禁煙なのも好感度大でした。
伊勢で月見伊勢うどんを食すのがこのところ習慣になりつつあります(笑)
このほかもおかげ横丁の「
豚捨」さんのコロッケ等も逸品。
心もお腹も満たされ、今回も大満足な旅になりました。
伊勢に行かれた際は足を運んでみられてはいかがでしょうか。