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  • 2021.08.18 Wednesday
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現世でしかできないこと

すべての人間は現世で生きていくことを自ら望んで生まれてきました。
けれども成長とともに生まれた理由を忘れてしまいます。
とはいえずっと覚えていたらラストを知っている推理小説を読むようなもので、何とも白けた人生になってしまいます。

ですので、忘れることによって、自分に起きるざまざまな出来事に対して驚き、泣いたり笑ったり怒ったりの感動を得て、そのおかげで魂の経験値があげられるという訳ですね。

けれども人は「学びたい」と思った理由を忘れてしまっているがゆえに、より傷つかないように、嫌なことが起こらないように、と無難に済ませていこうとしてしまうものです。

シルバーバーチの言葉に、
「生きるということ
は進化することです。前に向かって進むことであり、上へ向かって努力することであり、発達であり開発であり発展であり進展です。」
とあります。

これでもかというくらいのメッセージですが、それもそのはず。
自分で経験を望んで生まれたからですね。

私にできるか心配、分かっているけど出来ない、結果を考えると怖い、
不安をあげたらきりがありません。
だって、既にできることを今更やり直すことはないからです。
出来ないことだからこそ、成し遂げて経験値をあげていくのです。

何も嫌なことがない、自分は毎日楽しくて悩みなんかない、という人がいないのも、順風満帆な人生は魂の経験値をあげてくれないからですね。

辛いこと、思うように行かないことが起きるのは順調に訓練ができている証拠。
経験すること、その経験を必ず学びにすること、明日からの自分に活かすこと、結局は自分の経験値を上げるための大切なカリキュラムでしかないのですから、怖れずに、そしてどうせ、と後ろ向きにならずに、乗り越えていきましょう。

ものにするかしないかは自分次第です。

仕事と偏見

皆さんもご存知の通り、第81回米アカデミー賞 外国語映画賞を受賞した「納棺師」という職業を広く一般に知られることとなった映画「おくりびと」です。
以下ネタバレです。

実はずいぶん前に観ていたのですが、自分の中で消化できず今になってしまいました。
納棺師という仕事は素晴らしい仕事ですし、映画も感動的で涙なくしては見られませんでした。
特に山崎努さんの演技は素晴らしく、この方なくしては成り立たない映画ですし、本木雅弘さんの身のこなしは優雅で、自分の死後、こんなにプライドを持って納棺していただけたらどれだけ素晴らしい旅立ちになるか、と心から思うのです。

けれども・・・ネックはここからです。
映画の中では、オーケストラのチェロ奏者だった夫が楽団の解散により、田舎へ戻りひょんなことから納棺師になるのですが、この妻がね〜最悪なんです。
妻に黙って夫は納棺師の仕事をしていたのですが、仕事がバレた途端、「けがらわしい」と言い放ち、実家に帰ると言いだし、それっきり。
おまけにここからが最悪で、なしのつぶてでいた妻が妊娠発覚と同時にのこのこ戻ってきていきなり夫にむかって「子供に堂々と言えないような仕事は辞めてくれ」、というような大暴言を吐き捨てる始末。

このあたりで一気に感動は冷め、くらくらしてしまいました。
(じゃあ法医学者だったらよかったのかしら???なんてイジワルな考えまで浮かんでしまったわ:(爆))

確かに、田舎という土地柄、死を忌み嫌う方は多いでしょうし、これは一般的な人々の反応なのかもしれません。
けれども、妻がですよ、夫の一番の理解者であるべき人間があり得ません。
仮にも自分が愛する人間が、なんでこの職に就いたのだろうか、とか決して楽でないこの仕事を続けていくということにはどんな理由があるんだろうとか、想像力があれば分かるはずです。きちんと訊ねて話し合うことだってできたはずですよね。
正直、どれだけ夫を傷つけているかを全く想像できず、その仕事の内容もよくわかっていないのに頭ごなしに否定とは・・・。(涙)

まあ、ここで血圧がだいぶ上がってしまったのですが、(とはいえ映画ですから、焦点がぶれてしまうので、ここまで熱く思ってしまう私もどうかと思いますけど(苦笑))最後は彼の仕事ぶりを目の当たりにした妻は理解してくれるのですが・・・。
ある意味お互いに言葉が足りない未熟な夫婦が本当に理解し合うことができてハッピーエンドなのですが、個人的には偏見とご都合主義と想像力の無さが心地悪く、もやもやする映画でした。
この映画を何で見たのだろう?ということを考えると、きっと私の中にも何か凝り固まった偏見があるために、その「おしるし」なのかもしれないと思いなおし、襟を正した次第でした。

職の貴賎は一切ありません。どれくらい真摯にプライドを持ってその仕事に臨んでいるか、それだけです。
当たり前のことなのに、私たちの目はごく身近な人にまで「どう見られるか」ということで思い悩み、濁ってしまっているのかもしれません。

あと、皆さんはご存知と思いますが、死は忌み嫌うものではなく現世の卒業でしかないですからね〜。納棺師は素晴らしい「卒業」のお手伝いですね。

成功と持続

成功するには頭を使いますし、気も利かなければなりませんが、現世は、カルマの仕組みがあるので、やった分だけ成果が出る、という単純な結果だけの場合もあります。
(いうなればテクニックだけで心がなくても一時的には成功してしまうということですね。)
けれどもそれを持続するには、となるとなかなか答えがないようです。
勢いだけでは持続できませんし、多くの人が不安に思うことの一つのようです。

これはもちろんお金のことだけでなく、生き方にまで関係してくるのですが、成功を維持している人の多くには同じ特徴があります。

それは、感謝するという気持ちを何よりも大切にしていること、謙虚であること、人の話に耳を傾けること、何事も理性で考えること、です。

感謝の気持ちの無い人は必然的に「お山の大将」になりやすく、運よく成功を手中に収めても傲慢な気持ちから人の言葉に耳を貸さなくなります。
また、感情で動く人は見栄を張って突っ張ってみたり、カッコつけたりして自分を等身大以上のものに見せようと躍起になり、肝心の自分が何を求められ、何を提供できるのかということを見失います。

皆さんの周りの人を見てください。
いつも、「だって」「でも」と言い訳ばかりで、素直にならず感情に任せて勝ち負けの気持ちばかりの人にいい話はしたくなくなるものです。
やはり人を大事にして感謝の気持ちを忘れずに、素直に人の話に耳を傾ける謙虚で冷静な人にはいい情報が集まり、必然的に良い結果が生まれ、その連続が持続につながります。

そうです、「良いニュースは小さな声で語られる」のです。
物事がうまくいかない時、せっかくうまくいったのにその後芳しくない時、
自分の心の中の「頑固、傲慢、見栄、どう見られたいという感情」という小我が邪魔をしているからではないでしょうか。

すべてに感謝の気持ちを持ち、謙虚で、素直で冷静な人間には誰だって良くしたくなるものです。その人が困っていたら何か自分にできることはないか、と思うものです。
打算的なテクニックだけ磨いても持続はしないのです。

すべては人間性にあります。

このところ多いメッセージ

多くの方の守護霊さん達からのメッセージのうち、このところ本当に良くいただくのが、シルバーバーチの言葉の中にもある、

「恐怖心というのは、〈未知〉であることから生まれるものです。
分かってしまえば恐怖心は消えます。
ですから、なるべく多くの知識を手に入れることです。多くを知ることにより、それが光となってあなたの全存在を照らし、恐怖心を追い払います。」

「体験のすべてが霊的進化の肥やしです。そのうちあなた方も、肉体の束縛から解放されて、曇りのない目で地上生活を振り返るときがまいります。そうすれば、紆余曲折した一見とりとめのない出来事のからみ合いの中で、一つひとつがちゃんとした意味を持ち、あなたの魂を目覚めさせ、その可能性を引き出す上で意義があったことを、つぶさに理解されるはずです。」

ということです。

「今まで、そしてこれからの自分にとって無駄な経験は一つもなく、すべてに意味があって、それは自分が本当に幸せになるために必要なこと。」
と、こんな感じのメッセージがよくきます。

日本という国で生きていくことを選択した私たちには必然的に「選択する」という学びがあります。
それこそ、僻地の少数部族を選んで生まれたとなると女性は水汲み、男性は狩、というようによほど自分にハッキリとした目標を持ってアピールしていかない限り、人生の選択の余地はぐっと狭まります。
日本を選んで生まれてきたということは自分で経験して、知って、選んでいくことが学びになります。
つまり、色々経験したくて、自分で選びたくて仕方ない魂なのです。

ですから、このチャンスを思いっきり活かして、なりたい自分になるべく経験していきたいものです。
怖れのない人生は感情に振り回されることなく、本当に生きやすく、物事をより冷静な理性を持って判断していくことができます。
腰を据えて、今生を思いっきり生き抜きましょう。

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