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  • 2021.08.18 Wednesday
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ホンモノとニセモノ

8年ぶりに「毛皮のマリー」が再演となり、(8年前の美少年欣也役はミッチーこと及川光博さんでした)「ル テアトル銀座」で観劇です。
毎年春は舞台、秋は音楽会と、美輪様にはすっかりこのパターンで楽しませていただいております。
確か8年前に「年齢的にこれが最後の「毛皮のマリー」になるかもしれない」、とおっしゃっていましたが、8年たった今も神々しいお姿で、いつもの通り最後はマリア様が降りていましたね〜。(拝)

さて、この「毛皮のマリー」かの有名な「天井桟敷」の寺山修司氏の作ですが、さらっと
観てしまうと美貌の男娼、マリーが美少年欣也を我が子として育て、偏愛し、そしてその行き着く先も混沌としている、妖しくも哀しい親子の近親愛的な物語。
ですが、セリフの奥にはいろいろな意味が隠されています。

「中身だけが本物で、表面はみんな偽物」
中身と外が違うのが世間の常識、つまりこの世は本音と建前。

美輪様もこうおっしゃっています。

「魂が遠洋航海するためには、からだの方はいつも空騒ぎ」
魂の遠洋航海とは、人間がこの世に生まれてきて死ぬ、転生輪廻の物語です。
魂、霊魂、それが純粋エネルギーとして純度の高い魂になるためには、ありとあらゆる人種、性別、職業、あらゆる人間の人生を生まれかわり、死にかわりして、その経験を積むたびに人は他人の喜怒哀楽に対する思いやりが生まれてくるわけです。
魂の方はそれで人に対する思いやり、痛み、温かさというのが解るけれども、体のほうはいつも大騒ぎ、男になったり、女になったり、ユダヤ人になったり、日本人になったり、妊娠してみたり、いろいろなことがあって、その苦しみや悲しみ、落ち込んでみたりと、あらゆることを体験しなければいけないのです。だからいつも体の方は空騒ぎで大騒ぎなのです。


この言葉がすべてを現していますね。
中身だけが本物。このことですね。
私も中身をいかに磨くか、(もちろんそのためには表面だってその中身に合うよう磨かなくてはいけませんが(汗))自分だけでなく、物事を判断するときに中身をしっかり視ることのできるその目を持って接していきたいと思いました。

心も言葉も美しく

4月も半ばを過ぎ、新緑がまぶしい季節になりました。
我が家のベランダガーデニングもたくさんの花が咲き、生活に彩りを添えてくれています。
こちらの画像はクレマチスの「ペトリエイ」。
ライムグリーンの可愛らしい花がこれでもかとばかりに咲いてくれました。
花言葉は「心の美しさ」だそうです。

心の美しさに合わせて大事なのが言葉の美しさ。
新入社員も少しづつ会社に慣れて来た頃ですが、興味深いアンケート結果を目にしました。
何でもOLさんの7割が「新社会人の言葉遣いが気になる」とのこと。
皆さんも容易に想像できるかと思いますが、やはり正しい敬語やTPOをわきまえた言葉遣いができない、といったことがほぼ。
ある意味その人の品性が表れるものだけに、嘘やごまかしが利きません。
なんだかんだ言ってもはやり言葉は大切。
言葉の美しい人にはこちらまで丁寧になれるような不思議な魅力があるものです。

私もいつも言葉を大切に、ということを言っています。
みなさんはもちろん新社会人のような基本的なことができていないという心配は皆無かと思いますが、

知らないのだから仕方がない
こんなことくらいわかっていると思った
いちいち言う必要がないと思った

この相手に対する「依存と期待」が一番危険です。
せっかくいろいろ気付いていたのに、いつも気配りをしているのに、
言わなかったせいで相手には伝わりません。
伝わらないだけならまだしも、誤解された日には踏んだり蹴ったりです。

言葉に気持ちを添えて美しい言霊を持たせて使うことができてこそ、
自分の価値が上がるというものです。
自分も相手も心地よい関係を築くためにも、美しい心に加えて美しい言葉遣いを大切にしていきたいですね。

目黒川沿いの桜もピークを過ぎ、今は風が吹く度に花びらがはらはらと散って風情がありますね。
川面に漂う桜の花びらが薄桃色のマーブル模様を作りだして何とも言えず美しいです。

お花見は日本独特の文化で遡ること、平安時代の貴族が邸内に桜を植えてその美しさを楽しんだことが始まりといわれています。
桜を詠んだ和歌もたくさんありますし、古の方々も桜を見ながら物思いにふけったのかと思うと、感慨深いです。

今ではすっかり庶民の私たちも桜の恩恵に与っていますが、ストレスの多い現代人にこそ大切で、日本の素敵な習慣の一つですね。

美しい言語


今日出会った素敵な言葉。

「日本語はあい(愛)から始まるとても美しい言語です。
この素晴らしい言語に恥じないように、人を愛することを忘れない人生をおくるように」


人間は悲しいかな言葉と行動でしか他者を推し量ることはできませんが、言葉という道具を使うことによって、さらに相手を大切に思う気持ちが伝わるといいな、と思いました。

輝き続けること

ご縁を頂いてもう2年になるでしょうか。
先日、ANA現役CA(キャビン・アテンダント)の里岡美津奈さんの著書「スーパーCAの仕事術」が発売されました。

著書の中ではCAのお仕事内容はもちろん、著者の里岡さんご自身の生い立ち、学生時代から就職、そして名実ともに業界トップCAになるまでの逸話、乳がんという女性としてはとても重大なご病気を克服されて職場復帰に至るまで、等身大の彼女の魅力が満載です。

中でも、多くの方の参考になるかと思われる「接遇」のお話はとても興味く拝読いたしました。(ANAではサービス「接客」と言わずに「接遇」というそうです。)

「接」と「遇」には両方「もてなす」という意味があります。
「接客」はお客様に対する接し方だけを指しますが、「接遇」は、自分と接点を持つ人すべてに対する態度を示します。

一緒に働く仲間にも「おもてなしの気持ち」を持ち、お互いに気持ち良く働けるようになれば、コミュニケーションのよくとれた、明るい雰囲気になります。
それはおのずとお客様にも伝わり、サービスにも表れて結果的により喜んでいただける。それがまた自分たちに返ってきて、より大きな喜びになる。「接遇」はそうした意味を持っているのです。
 著書より引用

いろいろな角度から本当の意味の「おもてなし」を考え実践していく様が書かれています。
(普段講話などもされてらっしゃいますので、分かりやすく、読み手に響き、感心することばかりです。)

またCAを目指す方でなくとも、ホスピタリティとは何なのかと考える方、また乳がんと闘う方、そして女性として輝き続けたい方、は共感する部分だけでなく学びの発見も多いかと思います。

一度お手にとってみられてはいかがでしょうか。
輝き続ける女性の秘訣がそこにあります。

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