長かったアメリカ大統領選もつい終わりましたね。
結果は皆さんご存じのとおり、オバマ氏の圧勝になりましたが、今回の選挙では、言葉の力を感じずにはいられませんでした。
皆さん耳慣れているオバマ氏の言葉は
「Yes we can」
「CHANGE」
「Let us keep that promise-that American promise」
だと思いますが、短く、分かりやすく、力強い断定する言葉に、どことなくリンカーン大統領の「人民の人民による人民のための政治」を思い起こさせる「なんだかこの人なら私たちのためにやってくれそう」的な思いを起こさせる力がありました。
人種の問題すらも超える力=ことだま がそこにあったからですね。
人は現世で生きていく上で「言葉」はとても大切です。
言葉そのものがその人間を表すと言っても過言ではありません。
現世においては人を知るためにも、自分を知ってもらうためにも言葉という手段を使わずしては何一つ伝わりません。
だからこそ、言葉で伝える労力、努力を惜しんではいけません。
分かってくれるだろう、面倒くさい、は禁物です。
人は言葉によって人を理解し、その価値観、固定概念すら覆すことができます。
いつも私はお話しているのですが、現世においては人は言葉と行動でしか判断しません。
美しい言葉を使って、相手も自分も大切にしていくことができたら、もっと毎日が過ごしやすくなりますね。