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  • 2021.08.18 Wednesday
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「インスタント脳」 「マニュアル脳」

本当に遅ればせながらやっと観ることができました「不都合な真実」
元アメリカ合衆国副大統領であるアル・ゴア氏が地球温暖化についてその危険性を各地で講演するドキュメンタリー映画ですが、アカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したり、この映画がきっかけでゴア氏がノーベル平和賞授与が決まったりと、ご存知の方も多いことと思います。

さて、この映画を見たあと、沢山のこの映画についてのレビューを見ましたが、彼の主張がありふれていることや、不確かな部分が多いこと、彼のプライベートに触れていることへの不満やら、まるで彼のプロモーション映画のようである、などという批判的なものも多く見受けられ、改めて人にものを伝えることの難しさを実感しました。
正直、今このままではいけないという啓発にすぎませんので、誰が言おうとこれは知っておくべき、自覚すべき事実です。
けれども論点はなかなかそこには至らないという個々の認識の差、温度差を改めて知ることができました。
これは映画だけの話でなく、日常の人間関係すべてにおいても少なからず感じることが皆さんおありになることでしょう。(大事なのはそこじゃないんだけどね、というようなことですね)

そして一番感じたのが今回のテーマである「インスタント脳」と「マニュアル脳」。
多くの評価にじゃあ、自分たちはどうしたらいいのかを知りたかった、とか結論があいまい、とか解説策を打ち出していない、などという最後まで責任とってよ的な評価も多く、日本の今日の「面倒は嫌、確実にできる方法を知りたいの」「どうすればいいか教えて、自分ではわからないから」という他人に依存して自分の頭を使わない現状をはっきりと見ることができました。
映画はあくまでも地球温暖化という目をそむけてはいけない事実を知るきっかけでしかなく、自分は何ができるか、買い物でエコバッグを使うのか、クーラー設定温度を下げるのか、車に乗らないのか、それを考え、選択するのはあくまでも自分自身です。
今回は映画の話から入りましたが、日頃の生活でもよく見られることでしょう。

「絶対に失敗しない○○」とか「これで完璧○○攻略法」とか「3日で○○が驚くほど上達する」なんて見出しをよく目にされることと思います(笑)

情報が豊富なことは確かに良いことですが、自分で考えることをしない今日、言われないと「やらない」のではなく「できない」そして遠回りは嫌、確実に最短距離で、という自分以外の者に対する依存の強さに正直恐ろしくなることもあります。
自分で考えることをしなくなってはおしまいです。
マニュアルはあくまでも参考程度。カーナビのようなものです。ナビの表示より裏道の方が実は信号が少なくて近いことだってあるのです(笑)

想像力や知恵こそが人の宝です。
そして自分は自分、人とおなじでないと不安になる、自分だけ不幸だ、などという妄想に惑わされなくなります。
便利とうまく付き合うために自分で考えることの大切さを少しでも多くの方に実感していただければ、と思います。
なかなか便利さというのは手ごわいですから。喪黒福造のように(古いっ!!爆)心の隙間に忍び込んできますからね〜。

桜桃忌

今日は太宰の誕生日でもあり、自ら命を絶った日でもあります。
三鷹の禅林寺での法要は今年は没後60年ということもあり特に盛り上がったようですね。

思い起こせば太宰と私の出会いは私が小学6年生の時に「人間失格」を読んだことでした。
私の今後の生き方に大きな影響を与えてくれた作品で、このとき私は大学は文学部で太宰を専攻する!と決めたのでした。(が、残念ながら太宰研究の第一人者の教授が亡くなったことにより、太宰と同じくらい読み込んでいた村上春樹で卒論を書いたのですが、人生どうなるか分からないものです。おまけに今の私のHNも春樹の小説のKikiからいただいたものですしね〜)
余談が長くなりましたが、太宰といえば「人間失格」のイメージが強いですが、人間の大切なもの、本当の人の美しさ、精神の美しさに触れた素晴らしい作品がたくさんあります。
読んでいて何度涙したことか。。。

彼の作品は「ここだけの話、貴方にだけこっそり聞いてほしいのです」というような特別な魅力があり、読む人の心に力を与えてくれます。
そして自分の心の美しさ、つまり神我の部分を改めて発見させてくれます。
ああ、私もそう思う、こんな気持ちがわかる、という共感から、昭和時代の日本人の心の美しさまで、まさに心の栄養満点の作品ばかりです。

彼の死後何年たとうが、きっと彼の残した作品は「真・善・美・聖」に適ったものだからこそ、いつまでも輝き続け、多くの人の人生に色を添え、愛され続けることでしょう。

La fête des pères

今日は父の日。
毎年恒例の父と叔父に日頃の感謝の気持ちをこめて、プレゼントを贈りました。

彼らとは離れて暮らしているのでいつもは年に2回の帰省時に逢うだけなのですが、大事なことは何を贈るかではなくてこのことをきっかけにお互いを「元気でいるかしら、かわりはないかしら」などと想い合うことが一番だな、と思っています。

人を想う気持はどんな贈り物にも勝るプレゼント。
高価なものでも気持ちが入っていなければただのモノにすぎません。

相手が父親に限らず、友達でも、子供でも、パートナーでも、その人のために祈ること、想う気持ちが大事ですね。

本当の幸せ

昨日はスピリチュアル講座最終回。
幸福の法則でした。
霊的真理(スピリチュアリズム)でいう幸せとはお金持ちになることや美しい姿などの物質的満足のことではありません。なぜなら物質はモノならではの欠点「失う」ということがあるからです。失うことを人は恐れます。つまりモノは人を一時的にしか幸せにはしてくれません。
本当の幸せとは「恐れるものが何もないこと」ここに行き着きます。
そして恐れるものがない自分になるためには、やはり霊的真理を知ることにあります。

人は霊的存在(肉体をもったたましい)であって、死して死なないこと。
現世がすべてであって、死んだらおしまいで今までの頑張ったことがゼロにはならないこと。
現世はあくまでも自分の未熟さを知り、魂をより輝かせるためにあること。
自分の未熟さ(ここのカリキュラム)を知るために波長とカルマがあること。
だからこそ苦難は自らが求めた経験と感動であること。
日々の経験や病気ひとつにも意味があり、生きることは自分を見つめること。
そして自分を深く見つめることができれば、すべてはカルマと波長で起こっているということがはっきりと体感できます。
そして、わけのわからない不幸はやってくる必要がないということがわかります。
つまり、現世でしか学ぶことのできない経験と感動のためだけに決められた期間自らがぞ望んでやってくる特別な世界なのですね。

恐れる暇があったらなんでも経験しなきゃ自分のリミットまでに間に合わない、ということですね(笑)

すべてのことは自分のこと、自分に体感させるために起きていることと分かると、結局は自分がいかにすべてを人ごとと思わず自分のこととして感じ、考え、行動することが本当の意味の幸せにつながっていきます。つまり自分が変われば世界は変わり、人のせいではないということです。

自分を愛することは人を同じように愛すること。
でも、ここでみなひとつだということが分かっていないと単なる利己的な自己愛にとどまってしまいます。
本当の愛は自分も他人も同じもの、だから同じように愛する、そこなのです。
けれども、またこの概念がなかなかストンと自分に落ちるまでには体感できる経験がないと難しいのですが、ものすごく平たく言うと自分だけ良ければそれでいいと思っている間は決して本当の幸せはやってこない、ということですね。

すべての人が頭でわかっているけれどもなかなか実行できないことではないでしょうか。気づいた人から実践あるのみですね。
実践方法は簡単、カルマを利用することです。
まいた種は刈り取れるのです、自分が良い種をまけば、必ず良いことがかえってくるのです。また波長でよい種をまく同士も集まります。
わかっていてもまかなければ芽は出ない、それだけのことなのです。
誰かがどうにかしてくれるということはありません。
温暖化や、犯罪など今の日本、そして世界においても今私たちが変わっていかなければいけないことばかりです。
良い種をまきましょう。

自分を知るための現世

スピリチュアル講座5回目の今日は「“守護の法則”と“グループソウルの法則”人はなぜ生きるのか?」でした。
いつもこのブログをお読み下さっている皆さんにはもう言うまでもありませんが、守護霊とは自分に何かいいことを起こしてくれる魔法使いのようなものではないということはもうご存知ですね。
守護霊はいうなれば魂の親。
現世に生まれ出てくることによって、自分の未熟な部分と向かい合って克服していくことを誰よりも応援してくれる存在です。
今現世にある自分は守護霊にとっては自分たちのグループのたった一人の選手ですから、それはそれは一生懸命に応援してくれます。

それにしても現世は本当にうまくできています。
人間だれでも自分に良くしてくれる人には簡単に自分もいい人間、やさしい人間であることができます。自分とおなじ人しかいない、これが霊界ですね。
けれども現世はそうはいきません。
なんでこんな人がいるのだろう、なんて意地悪なんだろう・・・などなど自分に優しくない人たちと自分がどう接するか、その接し方に自分の未熟さを知ることができます。
つまり、相手に良かれと思ってやったのに、感謝のかの字もない、というような不満が起こったとき、実は本当は相手のだためではなく、自分がいい人と思われたい、感謝されたいという小我だったりするからですね。
感謝しない人がいるからこそ自分の未熟な部分が見えてきます。

また、人は心の中に神我を宿していること、これを知ることも重要です。
美しい音楽や美術などに触れて涙したり、純愛ものに涙したり、自分のことでないことに感動し、涙する自分。これこそが自分の中の神の部分に触れたからなんですね。
よく、真・前・美・聖=神の部分と言われますが、まさにそこですね。

少し話はそれますが私が宗教というものに対して距離を置いて見ているのもこの考えが根本にあるからです。
つまり「神が見ているからこうしなければいけない」、という教えに「じゃあ神が見ていなかったらやってもいいの?」という疑問を持っているからです。
その点スピリチュアリズム的に考えると自分は神の一部分をもって現世に生まれてきているのだから、神だったらこういうことをするか?と自分に問いかけるからです。
よく美輪様も自分が菩薩様だったらこんなことするかしら?と判断しなさいとおっしゃっています。
まさにそこですね。
何を信じてもそれは個人の自由であり、素晴らしいことだと思いますが、それを言い訳にしないことが大事だと思います。すべては神の思し召し、としては駄目ということですね。のちに人が都合のいいようにまとめたことがほとんどです。

なかなかこの場だけでは語れないので、??な部分も多いかともいますが、また折にふれて実例を出しつつお話できたらと思っています。

「熱い心と、冷たい頭をもて」

なんとなく見ていた「プロフェッショナル 仕事の流儀」というテレビ番組で、耳慣れたことばが流れてきました。
「熱い心と冷たい頭をもて」

私はこの言葉にとてもなじみがあったのです。
10年も前のことでしょうか、美輪様の「人生ノート」、ここに同じことが書かれていました。
「頭はクール 心はあたたかく」
頭はあくまでもクールで冷たくて、どんなことがあってもカッカしない人。
それでいながら思いやりにあふれていて、熱い情熱をもってあたたかい心を持っている。

私は同じ言語を持つ人だわ!!と興味津々で見入ってしまいました。

この回のゲストは国連難民支援UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)ウガンダ・リラ事務所長の高嶋由美子さん。
イギリスエセックス大学で難民問題や国際紛争をおもに国際政治学を学んでいた彼女。
知識はあれども自分は現場のことを何も知らない、と一念発起で現職に。

現場に出てから思うようにいかない政府との交渉事。そんな時に彼女が一歩前に進むきっかけとなった言葉。
これが「熱い心と、冷たい頭をもて」
現国際協力機構 (JICA)理事長緒方貞子さんの言葉でした。(美輪様と同じことをおっしゃってるんですね〜。お流石です。)

常に前向き、けれども冷静に、客観的に行動を起こす彼女。
難民の「叫び」に寄り添う、というこのスタンス。
かわいそう、などという他人事な傲慢な気持ちでなくあくまでも寄り添うという姿勢が素晴らしいです。
そして、「自分で決めてこそ、人生は切り開ける」という信念のもと、常に難民たちに自分たちはどうしていきたいのか、を問いかけていきます。
難民たちに自分たちは何もできないから助けもらって当然、という依存心をなくさせ、自分たちはどうなっていきたいか、という受け身でない行動を促していきます。
「人は強い、希望は消えない」彼女の言葉だからこそ、深くうなづけました。
自分たちにも何かできる、という彼女のパワーがどんどん広がっていく感じです。

そんな彼女も普段はお菓子が大好きな普通の女性。
一人で泣くことだってあるのです。
けれども、切り替えをしっかりとして、また笑顔で今日も難民たちとともに一日を生き抜いています。

彼女曰く、プロフェッショナルとは、
「自分にいつも疑問を呈することができる人、
それからチームの中でモチベーションを高められる人、
そしてきっと終わるところがないと思うのですが、その終わらない道を少しでも前にいく努力をいつもできる人、
そういう人だと思います。」

現世をどう生き抜くか、常に真剣に今と向かい合っている姿。
彼女も素晴らしいスピリチュアリストだと思いました。

NHKなので再放送することがあったら是非ご覧になってみてくださいね。
彼女の波長の高さで皆さん私も頑張らなきゃ!なんて思っちゃいますよ。

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