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  • 2021.08.18 Wednesday
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Merci pour tout !


2007年、早いもので今日が最後です。
日々、思いをこめて生きていかないと、時が経つのはあっという間ですね。

今年もご縁をいただいたみなさまどうもありがとうございました。
この場を借りて、御礼申し上げます。

このご縁に感謝しつつ、みなさまのしあわせを心よりお祈り申し上げます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

よいお年をお迎えくださいませ。
Kiki

今年

今日一日はっきりしないお天気でしたが、夕方街に出るとすごい人、人、人。
ああ〜なんだかんだいっても年の瀬なのね、といまさらながら思ったりします。(苦笑)そんなこんなで、ひとり改めて、「今年一年はどんな年だったろう・・・。」なんて思い返してみたのですが。。。

とにかく、今年は友人、知人、身内を含め「死」が次々とやってきました。
多くの人を見送ることにより、死に対する考え方、また自分はどう生きていくか、ということをこれでもかというくらい考えさせられました。
理不尽な死にやり場のない怒りや悲しみを覚えたり、どんなにがんばっても乗り越えれらった病気との闘いを見守ったり、いろいろな意味で考えさせられることばかりでした。

だからこそ生きていることを当たり前と思わず、そのことに感謝して、日々思いをこめて生きることの大切さを実感しました。
そういったことを常に感じていると、言い訳は本当に時間の無駄で、余裕がある証拠なのだと思うようになりました。
それはある意味自分につけた重い足枷だったりもするのですが、余命半年、ともしもいわれたら言い訳などしている余裕は無いわけです。

死は現世の卒業であり、無ではありません。
だからこそ、見ること、触れることのできない悲しさはすぐには癒えなくとも、
乗り越え、一足先に魂のふるさとに行った人に心配をかけないような生き方をすることが本当の供養になるということを踏まえて生きて行こうと思います。

年末行事

クリスマスが終わった途端に巷はお正月モードですね。
この切り替えの早さがまた日本らしくていいのですが、我が家でも今年は門松を購入。
実は毎年ヨーロッパ式に新年の6日までツリーやリースを飾っていたのですが、今年はなんとなく日本式に行こうかな、と思いたった次第でして(苦笑)

門松といえばクリスマスツリーと同じく年神様のエネルギーを宿らせ、家に呼び込むためのもの(依り代:「よりしろ」といいます)ですが、洋の東西を問わずに同じ文化があるのは面白いですね。(ちなみにリースはしめ飾りですね)
さて、この門松ですが飾るに際して注意することがあるそうで・・・。
まず、29日に飾るのは「九松」つまり「苦待つ」と考えられ、忌み嫌われるそうです。
また、31日に飾ることも「一夜飾り」といって新年に神様を迎え入れるにあたってたった一日だけ飾るというのは失礼に当たる、ということから避けるのが慣わしだとか。
ということで理想は28日までに飾ることがいいようですね。(ちなみに家は明日30日に飾ります〜)
また、門松にあわせて必要なのが鏡餅。
鏡餅はなんと門松で招き入れた年神様に対するおもてなしの品なのですね。
鏡餅がないということは、呼び立てして来ていただいたお客様にお茶もお菓子も出さない、そんな失礼なことなのです。

日本は世界に誇る独自の素晴らしい文化を持つ国ですが、何せ戦後廃れ具合も激しく、さらに核家族化によりそれを伝える人もいなくなりつつある今日この頃。
季節の行事のたびにそのルーツを探るのも楽しみの一つです。

そういえば、正月飾りの取り外しは私の実家のほうでは15日に「どんど焼き」という行事がありその際にだるまや書初めや姫もちお飾りなどを積み上げて一斉に焼き、そこでお餅を焼いて食べるて一年の無病息災を祈りましたが、東京では7日に取り払うようです。
(先日行った伊勢にいたってはしめ縄は一年中玄関先に飾るそうです)
外した後は燃えるゴミでしょうかね〜?!できればお焚き上げしていただきたいものです。
ともあれ、日本の文化はなかなか奥が深くて知るほど楽しくなります。

Joyeux Noel

今年のクリスマスは、伯父、伯母が続けて亡くなったこともあり、なんだかバタバタと過ぎていきました。
日本にいるとクリスマスはお祭りイベントのようになっていますが、本来はキリストの降誕を祝い、感謝する日。
穏やかな気持ちで、今、生かされていることを感謝するにふさわしい一日となりました。
ともすると、今自分がどんなに恵まれているかを忘れてしまいがちなこの国で、自分を見つめなおすのには最適な日です。

愛する人とおいしいお食事に素敵なプレゼント、日本らしいクリスマスですが、お家に戻ったら眠る前のちょっとだけでも、その幸せを誰かのために祈って分けてあげてください。
みんなにも幸せになれますように、と。
お友達と楽しい時間を過ごされた方も、自分のように楽しいひと時が送れますように、と。
その無償の愛の祈りは必ず必要とする誰かに届きます。
幸せな人は人を幸せにします。

高い波長を出し、身の回りすべての波長をあげていきましょう。
自分がサンタさんになることは意外と簡単です。

聖歌を思い出に

先週の伯父に引き続き、入退院を繰り返していた伯母がクリスマスを目前に今生を卒業されました。

私自信も2週続けての通夜、告別式は初めてのことで、これから年明けに義父の2回忌、別の伯母の7回忌、13回忌と故人を偲ぶ会が続きます。
こういったことを機に、自分の生き方、また日々思いをこめて生きているか、今日できることを明日に伸ばしていないか、などなど自分に問いかけ内観することが多くなります。

今回見送りをした伯母ですが両親、親類縁者、子供も無く、天涯孤独と言っていたそうですが、たくさんのお友達やお世話をした板さん(お寿司屋さんの女将さんでした)に惜しまれ、慕われ、魂のふるさとに戻られました。
たとえ血縁がいなくても、人は生き方次第で多くの人に慕われます。
改めてすべては自分次第で決まるのだということを実感させられました。
人は気持ちが孤独になったときが本当の孤独なのですね。

さて、話は別ですが伯母が亡くなる直前に病院に慰問できた看護学校の学生さんたちがキャンドルサービスをしつつ聖歌を唄いに各部屋にまわって下さったようで、手術でままならない足を動かしつつ、伯母はいつに無く楽しそうだったということで、なんだかとてもあたたかな気持ちになりました。
お金でも、ものでもなく、人の気持ちに一番届くのは思いやりのまごころ。
伯母はその暖かい気持ちのまま、逝ったのでしょう。

まだまだ自分にできることはたくさんあり、これからさらに自分には何ができるか、ということを見つめていくためにも、伯母の残してくれたものはとても大きかったです。

またいつかあちらで会うときに成長した自分で逢えるよう、心に強くちかいまいした。
今までに無く、感慨深いクリスマスイブでした。

親孝行

先日プライベートブログのほうでちょこっと触れた義母の願い(東京のイルミネーションめぐりのバスツアーを申し込み損ねた!!)をかなえるべく、大昔某旅行代理店勤務経験ありの私が発案、企画?!でパートナーと義母と共にいってきました、「おのぼりさんも大満足、イルミネーションツアー」
実は義母は3代以上前からの江戸っ子。とはいえ引っ越してしまったためにすっかり東京に来る回数も減り、今回のツアー実施に至ったのです。

汐サイト、カレッタ汐留から始まり、けやき坂、六本木ヒルズ、毛利庭園、六本木ミッドタウン(画像はここです)、丸の内などなど、東京主要イルミネーションをめぐる夕べでございました。
けやき坂では「 LE CHOCOLAT DE H 」でお土産もゲット。これははずせないですからね〜(笑)
義母は美しいものが大好きなので、子供のように喜んでいました。

あっという間の6時間でしたが、少女のような義母を見るとなんだかこちらまでうれしい気持ちになります。
やはり親孝行はいいものですね。

獲物を見ろ

恋愛に関する本なんて何年ぶりに読んだことか(爆)
林真理子さんと江原啓之さんの「超恋愛」。字が大きくてすぐに読める内容なので、雑誌のコラムを読むような軽い気持ちですぐに読めました。

その中でも印象的なお言葉。

「獲物を見ろ、矢を見るな」
つまり、自分はこんなところがだめだとか、自信がないとか、そんな「矢」=「自分」をなんだかんだ言う前に「獲物」=「気になる異性」の特徴をよく見抜け、ということ。

確かに振られたら嫌だ、とか彼の好みでなかったら、などなど悩む前に、しっかりと相手を見極めれば自分は彼の好みかどうかはおおよそわかるわけで、逆にどう考えてもその彼には自分は合わないとくときは標的を変えることもとても大事です。
つまり逃がした魚は大きい、ではなく、「引きずらない」ということですね。

もうひとつ
「テリトリーを理解するということは、自分をよく知ること」
自分はどういう人間かが解かれば、どこで自分の魅力を発揮すればよいかがおのずと見えてきます。
極端な話、不真面目な人ばかりがいるところで、自分の誠実さをアピールしても無駄ということです。

ごくごく当たり前のことが描いてあるのですが、自分のこととしてみてみるとムム・・と思うことも多いのではないかと思います。

以下は林女史のスバラシきおことば。
海外のホテルのロビーですれ違って「きゃあ、素敵」と思った男性に名刺を渡して、それからお付き合いが始まったことがあったもん。
もうひとつ、
ちょっといいなと思ったら「会社どこですか?」から始めて、「あ、私のオフィスからすっごく近い。今度寄ってもいいですか」とか平気で言ってましたよ。
ということだそうで。

自分の矢を案じる前に獲物をしっかり見て、その獲物に見合った振る舞いができる自分であること。
ここがおミソですね(笑)


真理はひとつ

長いこと闘病していた伯父が日曜に亡くなり、昨日通夜の今日告別式でした。
そして通夜の場での道士様から説法をいただくことは今までになく、とても興味深く聞かせていただきました。

というのも、
「いのちは限りあるもので、いまこの瞬間生きていることを日々感謝しているか、
故人の死によって、私たちはそれを実感し、生きていかなければならないこと、
遺影にあるように笑顔を振りまき、自分は人にやすらぎを与えるような生き方をしているか、
故人はすべて地上界のことをお見通しで、残された人々は故人が心配することがないような生き方をすること、
どれだけ長く生きたのかではなく、どれだけ日々生きることに思いをこめたかが大事」
など、スピリチュアリズムの教えとまったく同じであったことでした。

本当の意味で故人を思うことの大切さ、まさに真理はひとつ。
そしてこの説法によって、残された家族がとても気持ちが解放されていくことが手に取るように分かりました。

お経を読んで故人を見送ることもとても大切ですが、村上春樹の小説にもあるとおり、
「死は生の対極としてではなくその一部として存在している」
これを理屈でなく、体感するきっかけをどうつくるかが大切で、残された家族がこれからもより前向きに生きてゆけるような導きの重要さを感じました。

猫も慕うNorick。

今日もちょっと個人的なことを。Norickこと故阿部典史のメモリアルミーティングにお台場まで行ってきました。

今日はお天気にも恵まれ、8000人以上のファンが日本全国から彼を偲んで集まりました。
会場ではゆかりの品の展示やオーロラヴィジョンで彼の軌跡のVTRが流され、また、Norickが最後に籍を置いていたチームの監督、そしてお父様のご挨拶があり、その後一分間の黙祷をしました。

空には雲ひとつ無く、どこまでも高くて澄んでいて、まるでNorickがあの人懐っこい笑顔で集まったみんなを歓迎してくれているようでした。

会場では画像の限定メモリアルTシャツ等グッズが販売され、その売り上げの一部は交通遺児育成基金に寄付ということで、いかにもいつも人のために、というNorickが喜びそうな計らいでした。
それにしてもメモリアルTシャツを広げた途端群がる我が息子たち。
動物は勘が鋭いだけにNorickの人柄に吸い寄せられたのかしら(笑)
(ちなみに、このプリントされている写真はNorickのお子さんたちが一番お気に入りとして選んだものなのです。)

今日のこの会を機に今まで以上に交通事故によって親を、伴侶を、子を、恋人を、友人を失った人の悲しみ、苦しみ、そして自分が加害者にならないように、現世を生きる私たちが想像力を働かせて日々生活することを気にかけて行かなければ、と心から思いました。

「もう」か「まだ」か。

よく、
『コップに半分水が入っています。
あなたはそれを見てどう思いますか、という質問に対して、
ある人は「もう半分しかない」といい、
ある人は「まだ半分ある」といいます。』
という話を聞いたことがあるかと思います。

個人の捉え方によって同じ状況であっても結果が全く変わってきます。
たとえば、余命半年といわれた場合。
もう半年しか生きられない、と絶望し、死にたくない、何で自分が、と自分を受け入れずその状況を呪いつつ恐れ、その日まで指折り数えていくのか、
または、じゃあこの半年、ずっと気になっていたことを全部やって、自分の人生を充実させてからあの世にいきたい、と考えるのでは、寿命すらも変わってきます。

ことは「死」という大きな壁でなくとも、どうせもう歳だから、とか今からはじめても無駄だから、などなど「もう○○」といっている限り一歩も先に進みません。
今、この瞬間が一番若く、一番はじめるにふさわしいときなのです。

日本の諺にも、
<五十になれば五十の縁あり>
年齢を憂える必要はなく、いつでもその年齢にふさわしい楽しい事、良い事、良い縁がある。
<六十の手習い>
年をとってから勉強やけいこ事を始めること。

とあるように、もっとおおらかな気持ちですぐに結果を出そうと生き急がず、(だからといって呑気になれということではないですが)物事の捉え方ひとつで自分の今生を何倍にも素晴らしく、意味があり、後悔のないものに自分の力でしていくことができるのです。

今から、自分のペースで、でも「もう・・」は言わない。
「まだ・・」でいきましょう。

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