月讀宮は私にが一番訪れたかった宮で、こちらでは
月讀尊(つきよみのみこと)
月讀尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)
伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)
伊佐奈弥宮(いざなみのみや)
を祀っています。
月夜見尊は天照大神の弟神であり、ここの宮は天照大神の魂を祭神とする荒祭宮(あらまつりのみや)に次ぐ順位で、内宮宮域外の別宮としては最高位の別宮であるそうです。
確かに天照、月読の両親である伊佐奈岐、伊佐奈弥も祀られているということですから、これは親子揃っての場でもあり、特別ですね。
私はなぜかこの宮に以前から惹かれるものがあり、お伊勢参りというよりは月讀宮に行かねば、というような思いがありました。
宮のある森は派手さは無いものの、なんともいえないご神気が漂い、手水舎も画像のとおりの素晴らしい場所に位置してます。
空気も宮の森に入る前とはまったく違って体が軽く感じられるようになり、毒素が抜けるような感覚がありました。
不思議なことにこちらで手水をしたときに、目黒のお不動さんでいつもしているようにブレスレットも清めさせていただいたのですが、清めた後着けてみるとビリビリするような力強いパワーを感じ、ブレスの石が完全に浄化され、パワーチャージをしたことがわかりました。
こちらでは鳥のさえずりを聞きながら自分の体と森を一体化させるような気持ちでゆっくりされることをお勧めします。
また、こちらの宮は月讀尊と月讀尊荒御魂がありますが、荒御霊に関して宮司さんにたずねたところ、神様の御魂のおだやかなお姿を「和魂(にぎみたま)」というのに対し、時に臨んで格別に顕著な御神威を顕す御魂の働きを「荒御魂」と称えて言うそうです。
お札などもこのように2種類あるので、ご自分の必要に応じて求められると良いでしょう。
そしてこちらは倭姫宮の参道入り口です。
こちらでは「倭姫命(やまとひめのみこと)」が祀られています。
倭姫命自体が、天照大神の「御杖代(みつえしろ、神の意を受ける依代)」今で言えばシャーマン、巫女さんなど捉えても良いかもしれません。
面白いことに倭姫命は邪馬台国の卑弥呼とされることもあるそうです。
そのためかこちらはかなり穏やかな感じで、無私の心のなせる業かやわらかなエネルギーが漂っていました。
そしてこちらは月夜見宮。
先の月讀宮と同じく月夜見尊、月夜見尊荒御魂を祀っていますが、同じ宮に祀られ、なぜか字が違うのです。こちらでは月夜見尊と表記されています。
宮の左手には雷が落ちて内側が焼けこげたご神木があり、その中の石にはなにやら人の顔のようなものがみえ、見る角度により笑っているような、しょげているような表情が見て取れました。
月讀宮ほどのご神気は感じず、もうすこし身近な感じがしました。
外宮へ続きます。