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- 2021.08.18 Wednesday
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厳しい残暑が続きますが、いよいよ明日からは9月。暦の上では秋ですね。
月が替わるとまた新たな気持ちになります。
月の初めに氏神様へお参り(「朔日参り」・ついたちまいり)していますよ、という方もいらっしゃるかと思います。
この朔日参りですが「商売繁盛のために」や「ご利益目当てで願をかけに行く」という利己的な目的ではなく、ひと月無事に過ごせたことへの感謝と、新しい月の無事を祈ったり、決意をお伝えすることに本来の意味があります。
氏神様はこの地域に住まわせていただいている人間にとっては大家さんのようなもの。
ひと月のお礼と報告をすることをきっかけに関係を深めてくことは、人間関係でも全く同じことが言えます。
自分が困ったときだけやってきたり、感謝の気持ちを忘れ、不義理をしているといずれ関係も薄れていってしまいます。
大きなお宮に行き、浄化のパワーを感じることも素晴らしい経験ですが、まずは日ごろからお世話になっている氏神様と良い関係を築きたいですね。
こういったことを知っていれば、伊勢神宮など大きなお宮に詣でる前に、自分の出生の土地の産土神社にご挨拶し、次に今住んでいる地域の氏神様にご挨拶し、それからお伊勢さんに、という流れも理解できますね。
神社の参拝もただ順序通りに行うだけではなく、祀られている神様の特徴を知ることでより深く願いをお伝えできそうですね。