「考えたくない、変わりたくない」ことに潜む危険

今年に入ってから「変わることの大切さ」についてブログでお伝えしていますが、
何度も触れるのは、人は「変わらないこと」を望んでしまうことがあるからです。

 

このところの災害時の避難勧告のニュースで「正常性バイアス」という言葉を耳にされた方もいらっしゃるかと思います。

これは心理学用語で、自分にとって不安につながる都合の悪い情報に対して「自分の心を守らなくてはいけない」気持ちから、無視したり過小評価してしまう人の特性のことを指します。

 

危機に直面した方の実体験では、ストレスを軽減させるために情報をシャットアウトして
「大丈夫、何も問題ない」と自分に思い込ませ、防災サイレンの音や避難勧告放送が聞こえなくなり、逃げ遅れてしまう例もありました。

 

今回の都知事選挙でも同じような作用が起きました。

現在はコロナ禍ということもあり、先の見えない不安を回避したい気持ちから、

「現状を知りたくない、不利な情報を聞きたくない、都合のいいことしか見たくない」と変化を恐れ、「現状維持を望む」ことで安心する。

これは「認知的整合化」という心理作用で、今回は現職が圧勝しました。

 

いずれにせよ現実に向き合わず「知りたくない、聞きたくない 自分は大丈夫」と変らないことを良しとする心理が原因です。

その結果として自然災害から逃げ遅れてしまう悲しい事態が起こるかもしれませんし、東京都では新型コロナ感染者が急増しています。

 

現状をよりよくするために大事なことは、常に現実に向き合い、事実を理性的に分析して、第三者に依存せず、まずは自分が変わることです。

 

自然災害を最小限に抑えるにはどうしたらいいか。
異常気象が異常ではなくなってきた現実の中で、自分たちの生活をどう変える必要があるのか。
世界的に二極化し分断が進む社会に対して、どうしていくことが幸せに繋がるのか。
そして、どのような指導者が適任なのか。

 

自分の生き方、地域や国の状況、世界の状況。すべては自分の行動から始まります。
問題を抱えているならば、自分自身が考え方を変えていくことでしか改善は望めません。

そして、そうすることが希望ある未来を引き寄せることになります。



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