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- 2021.08.18 Wednesday
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2020年。新しい年の始まりです。
今年は9連休という方も多く、休みが長すぎて逆にそろそろ働きたいという奇特な声もちらほら聞こえてきた年明けでした。
面白いものであんなに多くの人が
「毎日仕事、仕事で疲れた」
「たまにはゆっくり休みたい」
などといつつも、長い休みが続くとじっとしていられず働きたくなるのです。
人は自分が生まれた意味と同じく、常に今よりも向上したい、という気持ちをもっていることがわかりますね。
だからこそ、その気持ちをくじかれるような辛く苦しい出来事が起きても、そこで
自分ばかりなんでこんな目に合うのか、理不尽だ、
生きていても何もいいことがない、
辛いことばかり起きる、
と人と比べて自己憐憫に陥らずに、
今起きていることは自分の人生にとってたましいの向上のために必要な学びであることを理性的に分析して
「理解して、受け入れ、克服していく」ことで、本当に向上した自分を実感でき、今まで悩んでいたことがばかばかしいと思えるようになって、自信を持てるようになります。
向上心といえば、内閣府が発表した13〜29歳の若者を対象とした意識調査では、諸外国(韓国・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・スゥエーデン)と比べて日本は「親から大切にされている」ということ以外、
自分自身に満足している
自分には長所がある
うまくいくかわからないことに対し意欲的に取り組む
つまらない、やる気が出ないと感じる
悲しい、ゆううつだと感じている
社会現象が変えられるかもしれない
将来への希望
40歳になった時のイメージ(自分は幸せになっている)
家族といるときの充実感や家庭生活の満足度
友人関係への満足度、安心感
すべての設問で最下位でした。
向上どころか無気力で受け身的。日本の未来はこのままでよくなるわけがないですね。
去年に引き続き、今年も蔓延する情報に惑わされず何につけ「自分の目で、耳で確認し、考え、選択していくこと」が、未来を変えていく一歩になる年です。
未来を変えるために自分にできることは難しいことではありません。
自分らしく責任主体で生きていくこと。
早速今日から実践していきましょうね。
実は去年の春にリニューアル完了予定だったお仕事のホームページ。
「時間ができたらまとめてやる→少しづつ手を付けているから→忘れてないよ→そのうち必ず・・」と言い訳ばかりしてなんと一年経ってしまいました💦
そして私の経験上、「いつかやる」は「いつか」と言っている時点で絶対に結果が出ない、やらない典型「やるやる詐欺」です。
「怠惰な土地に花は咲かない」
限られた時間の中で、優先順位を決めていくとどうしても後回しになるものが出てきてしまいますが、だからこそどれだけ本気か自分の心があぶりだされます。
何につけ「そのうち」と言っている限り何も変わらないので停滞が続き、焦るだけでまず何も実現はできないでしょう。
これは仕事でも生活でもすべてのことに共通すること。
もしも「いつかやろう」「そのうちこうしよう」と思っているようなことがあるのなら、それは自分にとってどのくらい本気で花を咲かせたいことなのか、もしくは本気で変わりたいことなのかしっかり分析しましょう。
でないと、あの時ああしておけば、こうしておけば、という後悔にしかなりません。なぜなら、その時に実践しておくべきことだからこそ、気になったり、やる気になったり、興味を持ったりするからですね。
私もまずホームページのリニューアル、それから「いつか」と言っていたことをもう一度洗い出してしっかり計画だててみます。
上野の森美術館で明日23日まで開催されている「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」展。
月曜日は定休日。台風上陸とはいえ今日行かなくては!ということで今回も終了間際にギリギリセーフで観に行くことに。
ここまでして何故観に行ったかというと、遡ること20数年。。。
新社会人として私はPaul Smithで働いていたのですが、(大学の卒業旅行でPaul Smithの1号店を見るためにロンドンに行く程、気合が入っていました(笑))当時から彼は展示会の際は必ず来日し、シーズンのコレクションのコンセプトを自ら私達に伝えてくれました。
その頃からトップデザイナーとは思えないフレンドリーな人柄と人懐っこい笑顔で私達スタッフも魅了してきましたが、70歳になった今でも好奇心が衰えることなく、精力的に経営者、デザイナーとしてブランドに尽力していらして、当時と同じ厳しく理性的でありつつも遊び心を忘れない抜群のバランス感覚を失わず、あの頃以上に輝いていました。
こう書くと順風満帆に見える彼ですが、実はトゥール・ド・フランスに出場するようなプロの自転車レーサーを目指していましたが、怪我によりその夢を若くして断念しています。
けれどもそこで彼は自己憐憫に陥らず、アートスクールの学生と仲良くなり、もともと写真やアートに興味のあった彼は更に広い交友を深め、後の伴侶となる「ロイヤルカレッジオブアート」のテキスタイル教師で芸術家のポーリーンとの出会いにより、ファッションの世界へ新しい夢の翼を広げてきます。
もしも怪我が無かったら、Paulは一流のプロロードレーサーになれたかもしれませんが、今のように世界中で愛される存在にはなれなかったでしょう。
ピンチをチャンスに変えるのは自分次第。
彼を良く知るBritish GQのDylan Jones編集長もPaulの成功の秘訣として、
・生まれ持った才能
・激烈な野望
・研究心の強い性格
・人との接し方
Paulは常にwin-winの関係を築こうと働きかけている。
と言っています。
私は初めてPaulと会った時の彼の歳になろうとしています。
自分のこれからの人生をより輝かせるか、「でも、だって、どうせ」と言い訳ばかりしてつまらないものにするかは自分次第。
46年間走り続けるPaul Smithの素晴らしさ、強さ、魅力を実感し、再確認した一日でした。